「女性と話すのが苦手…」
「会話を盛り上げられない…」
- おもしろいほど会話が続く
- 気持ちに余裕を持って会話ができる
- もっと話したいと思ってもらえる
2か月で40人とデートした経験以外に、20万人以上を接客してきたコミュニケーションのプロである私が、聞き上手になるコツをお伝えします。
誰でも簡単に聞き上手になる7つの方法
聞き上手になるのに難しいスキルは不要です。
知識と少しの意識があれば、誰でも聞き上手になれるからです。
以下7つのスキルを身につけるだけで、女性との会話は非常にスムーズになります。
- 話すよりも聞くを意識
- うなずき・あいづちで反応する
- 女性を受け入れるように聞く
- 共感しながら聞く
- 適度な間を空ける
- 質問で会話を引き出す
- 会話がしやすい雰囲気づくり
話を聞いてくれる人は貴重な存在
まずは「なぜ話を聞くことが大事なのか?」から見ていきましょう。
ハーバード大学の研究によると、人は自分の話をするとき、おいしい食べものを食べるのと同じ快楽を感じるとわかっています。
そのため、自分の話をじっくり聞いてくれる存在は貴重です。
女性との会話で、
- あなたが7割話して3割聞く
- あなたが3割話して7割聞く
を比べた場合、女性が「また話したい」と思うのは、後者の「あなたが7割聞く」になる可能性が高いです。
話を聞く重要性については、男女が1日に使う単語量の差にも関係しています。
メリーランド大学の研究によると、女性は男性の約3倍の単語量を話しているとわかっています。
つまり、そもそも人は話したい生きものであるうえ、女性は男性より話す量が多いということです。
恋愛で「聞き上手がモテる」といわれているのは、このような理由があると理解したところで、具体的に聞き上手になる方法を見ていきましょう。
うなずき・あいづちは相手に安心感を与える
聞き上手になるには、うなずき・あいづちが必要です。
うなずき・あいづちがあると「話しやすい」と思ってもらえます。
アンケートでは、92.1%の人が「あいづちやうなずきがあると話しやすい」と答えていました。
芸人の「明石家さんま」さんは、MCをやっているときに「は~」「へ~」「ほ~」とリアクション(あいづち)しています。
自分ばかり話している印象ですが、じつはMCのときはリアクションと質問ばかりなのです。
さんまさんはリアクションが大きいため、出演者は「話を聞いてくれている」と安心して話しやすくなっています。
45分の面接で15分ごとにA~Cの変化を加えました。
A、普通に面接
B、うなずく回数を意図的に増やす
C、普通に面接
すると、Bの時間帯は85%の被験者の発言時間が長くなりました。
あいづちにバリエーションを持たせる
あいづちには、いくつかバリエーションを持たせましょう。
バリエーションがあることで、より「話を聞いてくれている」と感じさせられるからです。
あいづちで使える「さ」「し」「す」「せ」「そ」をまとめました。
個人的には「そうなんだ!」が汎用性もあって一番使いやすいですね。
基本は「うん」「へえ~」などを使いながら、たまに「そうなんだ!」「すごいね!」を混ぜるようなイメージです。
あいづちにバリエーションを持たせて、会話を盛り上げましょう。
女性を受け入れるように聞くのが大事
聞き上手になるには「私のことを理解してくれている」と女性から思われる必要があります。
自分のことを受け入れてくれる人とは、もっと話していたいと思うからです。
そのため、以下のような返し方はしないよう注意!
- 女性の言ったことを否定する
- 求められていないのにアドバイスする
どちらも恋愛対象から外される危険があるので、具体的に見ていきましょう。
否定や愚痴は我慢する
女性の話を受け入れるには、否定や愚痴を言うのは我慢しましょう。
アンケートでは、91.7%が「否定や愚痴が多い男性は恋愛対象外になりやすい」と答えていました。
そもそも女性はポジティブな会話を望んでいます。
そのため、女性が言ったことに対して、
- でも
- いや
- それって○○なんじゃないの?
みたいにネガティブに返されると自分を否定された気持ちになり、それ以上会話する気になりません。
とはいっても、女性が言ったことすべてに「そのとおり!」などと同調する必要はなく、女性の考えを尊重することが大事です。
あなたが「それは違う」と思ったことでも、女性には女性なりの考え方があると理解して、いきなり否定で返すのはやめましょう。
基本的にアドバイスはしなくてOK
女性との会話では、基本的にアドバイス不要です。
アンケートでは、78.4%の女性が「悩みなどを相談するときには、ただ聞いてもらいたいだけ」と答えています。
共感が伝わるように聞く
聞き上手になるには、共感を伝えることも重要です。
アンケートでは、86.7%の女性が男性に共感を求めていることがわかりました。
ただ、心の中で共感していても、その気持ちが女性に伝わらなければ意味がありません。
- オウム返し
- 話し方に抑揚をつける
の2つが必要なので、それぞれ具体的に見ていきましょう。
オウム返しをするだけで共感として伝わる
共感を表現するための方法として簡単なのがオウム返しです。
意外なことにオウム返しをするだけで、女性は「私の言ったことをわかってくれている」と感じます。
- うれしかった
- 楽しかった
- おもしろかった
- 悲しかった
- つらかった
- イラっとした
感情の言葉にオウム返しすると、女性は「そうなの…わかってくれてありがとう」と思います。
話し方に抑揚をつければ感情が伝わる
共感するときは、抑揚をつけて感情を伝えましょう。
- 明るい表情で話す…声が高音になる
- 暗い表情で話す…声が低音になる
というようになるため、女性の表情に合わせて話すのがおすすめです。
共感していることを伝えて、聞き上手を目指しましょう。
会話には間があって当たり前
聞き上手になるには、会話に間があることを当たり前に思う意識が必要です。
「会話が続かず沈黙になるのが怖い」と悩む人がいますが、多少の間はあったほうが自然だからです。
男友達や家族と話すときの会話を思い浮かべると、細かい間がたくさんありますよね。
女性との会話だからと間をつくらずに会話した場合、とても窮屈で余裕がなく見えてしまいます。
たしかに、あまり長い沈黙は気まずい空気になります。
後ほど「会話を盛り上げる質問のコツ」を解説するので、それを読めば話題がないことによる沈黙は怖くならないはずです。
会話はキャッチボールと同じ
会話の間と関連する「会話はキャッチボール」という考え方も解説します。
キャッチボールは投げて、キャッチして、投げて…と、交互に繰り返します。
また、相手が捕りやすいボールを投げる意識が必要です。
「ボール=話」と考えた場合、キャッチボールと会話はまったく同じといえます。
女性に好かれる会話は、
- 交互に話す
- 会話のペースを合わる
- 返しやすい話題を振る
などの特徴があります。
あなたが話したら、次は女性の番だと思って聞きの姿勢で待ちましょう。
女性がすぐに話し始めなくても、口を挟まず女性のペースに合わせることが重要です。
また、なるべく女性が興味を持てる話題を振って、会話に負担を感じさせないようにしましょう。
思いやりのあるキャッチボールのような会話を意識すれば、女性は「あなたとは話しやすい」と思ってくれます。
うまく質問すれば聞いているだけで会話は盛り上がる
聞き上手になるには、うまく質問することが重要です。
あなたから質問することで、女性が話題を考える必要がなくなるからです。
アンケートでは、81.3%が「質問されたほうが話しやすい」と答えていました。
ハーバード大学の研究では、質問が多いほうがモテるとわかっています。
お見合いパーティーに参加した男女110人分、オンラインチャットに招待した男女300人分の会話をチェックしました。
結果、質問の回数が多い人のほうがモテることがわかりました。
15分間に9回以上質問するペースがちょうど良いといわれています。
ただ、以下のように脈絡のない質問ばかりするのは厳禁です。
- 好きな食べものは?
- 趣味は?
- どのテレビ番組が好き?
いくつか質問して盛り上がりそうな話題が見つかったら、なるべく1つの話題を掘り下げましょう。
具体的にどのように質問すれば良いのか、次から解説します。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
初対面など仲良くなる前は、クローズドクエスチョンから始めるのがおすすめです。
- 緊張をほぐすため
- 女性が興味を示す話題を探すため
たとえば、以下のような会話です。
興味のある話題を掘り下げる
会話はたくさんのテーマで話すよりも、女性が興味を持った話題に絞ったほうが盛り上がります。
当たり前ですが、自分が興味を持てる話題のほうが「もっと話したい」と思うからです。
1つの話題をオープンクエスチョンで広げていくコツは、5W1Hで質問することです。
When「いつ」
Where「どこで」
Who「誰が」
Why「なぜ」
How「どうやって」
- どこに行ったことがあるの?
- 家族と行くの?
のように広げていくのがおすすめです。
ちなみに、女性の趣味を聞くときに「趣味は?」と聞くと答えにくいので注意!
「(趣味ってほどのものはないんだよな…)」と思って「う~ん、とくにないかなw」と返されやすいです。
そのため、以下のような聞き方をしてみましょう。
「ハマっているもの」という表現なら、趣味よりもハードルが低いので答えやすいです。
まずは自分から「~にハマっているんだけど…」と自己開示してから聞いてみましょう。
女性が興味を持っているものがわかったら、5W1Hで話題を広げられます。
会話がしやすい雰囲気をつくる
女性に気持ちよく話してもらうには、話しやすい雰囲気づくりも必要です。
人はその場の雰囲気によって、話しやすさが変化するからです。
誰でも簡単に話しやすい雰囲気はつくれるので、以下3つを覚えておきましょう。
- 女性の隣か斜めに座る
- 話を受け入れる姿勢で聞く
- スマホはしまっておく
座る位置や姿勢などによって、女性の話しやすさは違います。
デートで使える知識なので、詳しく見てみましょう。
座って話すときは女性の隣か斜めが理想的
座って話すときは、女性の正面を避けて隣か斜めに座りましょう。
隣か斜めに座ることで、話しやすい雰囲気になるからです。
心理学では、以下のように印象が変わるといわれています。
- 正面…敵対心を持ちやすい
- 横…同じ意見になりやすい
- 斜め…緊張を感じにくい
「異性と話しやすい座席の位置関係は?」というアンケートでは、横と斜めを選んだ人が全体の83.7%でした。
お店によりますが、以下のような位置になると理想的です。
初デートでは、お店の座席を事前リサーチして、隣同士か斜めに座れるお店を選ぶのもおすすめです。
話を受け入れる姿勢で聞く
会話がしやすい雰囲気をつくるには、話を受け入れる姿勢を体で表現することも重要です。
視線や姿勢によって、話しやすい印象を与えるからです。
視線についてのアンケートでは、69.7%の女性が「目を見て話す男性にプラスのイメージを持つ」とわかりました。
話しやすい印象を与えるには、以下3つを意識しましょう。
- 女性の目もしくは眉間のあたりを見る
- 体を女性の方に向ける
- 腕や足を軽く開く
無意識にやってしまいがちな腕組みは、相手を拒絶するポーズなので注意!
女性のほうを向いて、体をオープンにしましょう。
スマホはしまっておく
女性との会話中は、スマホをしまっておきましょう。
なぜなら、スマホは一緒の時間を楽しめない原因になるからです。
次の2グループに分けて、友達や家族と食事をしてもらいました。
Aグループ…テーブルにスマホを置いて食事。
Bグループ…スマホを別のところに置いて食事。
結果、Aグループは「食事をあまり楽しくなかった」「会話に集中しづらかった」と答えました。
まとめ:聞き上手になる方法を覚えれば女性と楽しく会話できる!
聞き上手になれば、驚くほど女性との会話が盛り上がります。
女性は「話を聞いてほしい」「私のことをわかってほしい」と思っているからです。
聞き上手になる方法は、
- 話すよりも聞くを意識
- うなずき・あいづちで反応する
- 女性を受け入れるように聞く
- 共感しながら聞く
- 適度な間を空ける
- 質問で会話を引き出す
- 会話がしやすい雰囲気づくり
を意識しましょう。
少し意識するだけで簡単に身につくスキルなので、友達や同僚との会話から実践することをおすすめします。
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